§04-02…相対参照による失敗例 – オンライン無料パソコン教室

§04-02…相対参照による失敗例

(1)[回線代金]欄に「通話料」と「基本料金」の合計を算出した結果を表示させます。D6に「=C6+F2」の式を作成してください。

(2)これで、「(左1上0)+(右2上4)」、つまり「1つ左・同じ行のセル+2つ右・4つ上のセル」を算出する式が作成されました。D6の式を行・縦方向にD11までコピーしてください。

(3)ここで作成された計算結果を確認します。「2月」の回線代金に注目してください。本来「5220」(2400+2820)となるはずなのに、「3050」になってしまいました。「6月」にも注目します。「6720」(3900+2820)のはずが「3900」と、通話料しか計算の対象になっていません。なぜでしょうか。

(4)「2月」の回線代金(D7)で{F2}キーを押します。すると、そのセルの計算式で参照されているセルに色付きの枠が表示されます。この状態から、「基本料金」ではなく「モデム代」が参照セルとして利用されてしまったことがわかります。{Esc}キーを押すと、通常の状態に戻ります。

(5)同様にD11でも参照されたセルを確認しましょう。基本料金である「F2」を参照したかったのに、無関係な空欄であるF7が参照されてしまっています。確認後は{Esc}キーで通常状態に戻します。

(6)D6は問題無いのですが、コピーした個所はおかしくなりました。D6のみ残し、あとは消してください。

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