02章05節…参照整合性付きのリレーションシップ2[操作・追加制限のチェック] – オンライン無料パソコン教室

02章05節…参照整合性付きのリレーションシップ2[操作・追加制限のチェック]

02章05節…参照整合性付きのリレーションシップ2[操作・追加制限のチェック]

(01)「T申込データ」の[セミナーCD]欄には、「T開催マスター」に登録されている値以外は入力できないよう設定することができます。「T申込データ」と「T開催マスター」に「参照整合性」というオプションを設定すると、マスター側に登録されていない値の使用など、データベースに矛盾が発生するようなデータの追加・編集ができなくなります。参照整合性は【データベースツール】タブの[リレーションシップ]から設定します。すべてのテーブルを閉じてからクリックしてください。

(02)どのテーブル間で参照整合性を設定するかを指定します。「T申込データ」「T開催マスター」間だけでなく、「T会員マスター」に登録されていない会員を「T申込データ」に入力できないようにも設定します。すべてのテーブルを表示してください。

(03)各テーブル・フィールド間をドラッグすることで「参照整合性」の設定をなします。

わかりやすいように、一番多くのレコードが入力されるであろう「T申込データ」を中心にレイアウトしておくとよいでしょう。この状態で「T開催マスター」の[セミナーCD]を、「T申込データ」の[セミナーCD]へドラッグします。

(04)[参照整合性]にチェックを付けて[作成]します。

(05)同様に「T会員マスター」の[会員番号]を「T申込データ」の[会員番号]へドラッグしましょう。

(06)こちらでも参照整合性を設定しましょう。

(07)これでリレーションシップ・参照整合性の設定が完了しました。

このモードは閉じましょう。

(08)このレイアウトは保存します。[はい]。

(09)それでは「T申込データ」にて「T開催マスター」に登録されていないセミナーの申込に挑戦しましょう。なお参照整合性のチェックは、レコード移動時・確定時に実行されます。

(10)レコード移動時・確定時({Shift}+{Enter})に参照整合性がチェックされます。

[セミナーCD・201]は参照整合性に違反しているので入力ができません。[OK]。

(11)[セミナーCD・103]に修正・確定しましょう。このように、参照整合性を設定すると登録されていない値を持ったレコードを追加・利用することができなくなるのです。

この制限を「追加の制限」といいます。次へ進む前にこのテーブルは閉じておきます。

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