05章02節…条件を複数指定して集計するCOUNTIFS関数 – オンライン無料パソコン教室

05章02節…条件を複数指定して集計するCOUNTIFS関数

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05章02節…条件を複数指定して集計するCOUNTIFS関数

(01)今度は「各クラスにおいて」「男」であるレコードの数を調査します。結果はM3:M9に表示します。複数の条件を、AND条件で指定する形式でCOUNTIF関数を使う場合は「COUNTIFS」関数を使います。

最初はセルM3に「S1・男」のレコード数を算出します。

(02)[統計]もしくは[すべて表示]にあるCOUNTIFS関数を使って集計します。

(03)[検索条件範囲N]と[検索条件N]に「どの範囲から」「どの値を検索するか」を指定します(Nは数値)。F列に「S1」という値が何回出現したかを調べるので「F3:F20」「K3」を指定します。

(04)続けて[検索条件範囲2…][検索条件2…]以下を使って絞り込みをします(AND条件)。

F列が「S1」で、かつD列が「男」であるレコードのみが検索対象となるようにします。「D3:D20」「男」を指定します。なお「男」と入力したあとに{Tab}キーを押せば「”男”」と処理され文字列扱いになります。

(05)この計算式を下方向へコピーしても、同じ範囲を「検索条件範囲」とするようにします。それぞれの「検索条件範囲」に対して{F4}キーなどで絶対参照の設定をしてください。

設定後はOKします。

(06)M3の式をM9までコピーしてください。各クラスの「男」のレコード数がカウントされました。続けてセルN3でCOUNTIFS関数の作成を開始してください。

(07)セルM3で作成した計算式と同様の設定をします。

ただし[検索条件2]は「女」とします。

(08)N3の式をN9までコピーしましょう。このように「COUNTIFS」関数を使えば、複数の条件を登録して、それらすべてに適合するレコード数を調べることができるのです。なおCOUNTIFS関数において「条件1」と「条件2…」はそれぞれ「AND条件」として認識されます。「OR条件」としては認識されないので注意してください。

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