03章01節…レター型差し込み印刷の実行 – オンライン無料パソコン教室

03章01節…レター型差し込み印刷の実行

03章01節…レター型差し込み印刷の実行

下のような文面を原本(メイン文書)として、赤枠の個所を差し替えた複数ページある文書を作成する予定です。赤枠の個所には「顧客リスト」に入力されているデータを使用します。この差し替えさせる赤枠の個所を『差し込みフィールド』とよびました。

(01)『データファイル』はすでに作成済みです(Excelで作成)。

ここではWord側で『メイン文書』を作成します。以下のように入力してください。「はがき」サイズ、余白は「上下左右:10mm」を使っています。

あとで「**」を『差し込みフィールド』に変更する予定です。

さて、この文書を「秋の新製品A」という名前で保存しておきましょう。

(02)差し込み印刷をする際には、『メイン文書』となる下書きを入力した状態から【差し込み文書】タブより『データファイル』の指定をします。

[宛先の選択]「既存のリストを使用」をクリックし、データファイルを指定します。

(03)「顧客リスト」をデータファイルに指定して[開く]をクリックしてください。

(04)データファイルが存在しているワークシートを指定します。

「Sheet1」を指定してOKします。

(05)『データファイル』の指定が完了しました。続けて『差し込みフィールド』の場所を指定します。「様」の前に、「顧客リスト」に入力されている「姓」フィールドが入るようセットします。「**」を選択してから[差し込みフィールドの挿入](下)をクリックします。データファイルに存在している項目一覧が表示されます。「姓」を選びましょう。

(06)差し込みフィールド《姓》が「様」の前に入りました。差し込み印刷時には、この部分が実際のデータに置き換わります。続けてひとつ空白を入れてから、「名」フィールドを追加しください。

(07)このように『差し込みフィールド』は《》で囲まれます。続けて、実際にはどう差し込まれるのかを画面で確認します。[結果のプレビュー]をクリックしましょう。

(08)1枚目(1件目・1部目)の状態が画面に表示されました。さらに[次のレコード]()をクリックすると2件目の状態が表示されます。クリックしてください。

(09)2件目のデータが表示されました。今度は[最後のレコード]()まで進めましょう。

(10)最後である18件目のレコードが表示されました。さて[結果のプレビュー]は解除してください。差し込みフィールドが「フィールド名」で表示される状態に戻ります。

(11)他の場所へも、下図を参考にして各差し込みフィールドをレイアウトしてください。

(12)[差し込みフィールドの強調表示]をオンにすると、『差し込みフィールド』がグレー表示になり見やすくなります。オンにしておきましょう。

(13)『差し込みフィールド』がグレー表示になりました。

実際に1件分の結果を表示してみましょう。

(14)この状態で[印刷]をすると、ひとり分(レコード1件分)しか印刷されません。

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